ストレートネック

前回、猫背とストレートネックが良くないよ!って感じの話でした。
では、
猫背の何が悪いの?
ストレートネックの何が悪いの?
って話ですが、
正直、どうですか皆さん?…かっこ悪くないですか?
リアルヱヴァンゲリヲンって呼ばれてしまいますね。
また、歳とると童話の魔女みたいにねりますしね。

では、理論的にはどうでしょうか?
まずは、神経圧迫を起こすという事が真っ先に言える事です。
首から腰にかけての背骨は、横から見た時緩やかなS字のカーブを描き、上からの圧力をそのカーブで緩める働きをします。そして、そのS字カーブの背骨の中に中枢神経が通っています。
この中枢神経を、S字を失った猫背やストレートネックは、神経の通り道が狭くなり圧迫してしまうのです。

そうすると自律神経に影響がでます。
猫背になるあたりの中枢神経は、自律神経の交感神経に影響を及ぼし易いです。
交感神経は昼間活動を行うにあたって欠かせない神経系なので、もしレベルの低下を招くと、行動しづらくなります。
この場合の“行動しづらい”とは、体の動きづらさ、疲れやすさ、内臓機能の低下(心肺機能)、腕の可動範囲の低下等々多岐に渡ります。

しかしこの様々な悪循環は少しづつ起こるため、本人ですら気づかずほっとかれがちになり、ある程度ヤバいところまで行ってやっと気づいてなんとかしようとするのですが、今度は治すのに時間がかかる事になる、と言うオチになってしまいます。

なので、猫背はちょっとでもなりかけたら、速攻で改善して行くのがベストなのです。
要は、早期発見早期治療、普通の医療と何ら変わらないのです。

首の話はまた次回に!

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